とある30代リーマンのひねくれた意見

30代前半に入り、会社でも中堅となりつつある今、仕事でもプライベートでも再度、自分を振り返りたいと思い、読書する習慣をつけてみようと思い立った。読んだだけだと忘れてしまうので、カンタンにブログに読書感想文を書くことにした(自分の頭の中の整理用)。

Think Clearly

総合評価:★★★★☆

正直言って、他の自己啓発本でも目にすることは多々述べられていた。しかしながら、過去の偉人たちの書籍や伝承といったエビデンス・具体的なエピソードを元に解説されていたのは説得力があり、印象に残った。 ボリュームは多い。ウォーレンバフェットがやたらと例に取り上げられていたが、作者は彼に陶酔しているのか?w

 

重要なポイント

・思考の飽和点に達する前に行動する。

・スタート地点ではなく、修正技術が重要。

・秘書問題 大きな決断をするときは十分な選択肢を検討する。

・メンタルアカウンティング(心の会計)

囚人のジレンマ しっぺ返し戦略(互恵的利他主義)の危険 

・戦略的に「頑固」になる。決断疲れから逃れる。

・自分のフライトレコーダーを持つ(失敗の原因を突き止める)。

・必要なテクノロジー以外は持たない(反生産性を避ける)。

・ダウンサイドを取り除く。アップサイドは自然に姿を現す。

・卵巣の宝くじ→自分の成功は自分で手に入れたものではない。謙虚であれ。

・「感情」は飛んできては去っていく鳥のようなもの。自分の感情は当てにならない。

・フォーカスイリュージョンに騙されない(特定の要素だけを過大評価しない)。

・「モノ」の喜びは消えるが、「経験」の喜びは残る。

・「能力の輪」を意識する→自分の向き不向きの境界線をはっきりさせる。

・内なるスコアカード>外のスコアカード→承認欲求の塊になることを避ける。

・自分は変えられても相手は変えられない(アドラー心理学

・体験している私>思い出している私(思い出は美化される・・・)

・ピーク・エンドの法則(記憶に残るのは印象深い点と終わり)

・持続の軽視(体験する時間の長さは脳の認識に影響を与えない)

・経験は記録より価値がある(個人的には否定・記録の口座を重視)

・本当の自分像は自分ですらわかっていない→日記をつける。

・欲求と意義のバランスのよい配分を。

・「尊厳の輪」を意識する。小さいままにしておく。→自分のポリシーを貫く

より筋の通った論理、自分の人生が脅かされる危険、悪魔との契約から自分を守る。

例 米海軍捕虜 ストックデール

・軽率に意見を述べる頻度を極力少なくする。

ボエティウス「哲学の慰め」 ストア派(ゼノン)

①運命の存在を受け入れる。

フォルトゥナの輪

運命の輪を絶えず回しており、人間たちの最高の時期と最悪の時期が入れ替わる。

→例外的にシステムがうまく機能しなかったせいではない。

②全てのものは永遠ではない。

③じぶんの人生には良いことの方が多く、良いことに負の要素はつきものである。

④思考の道具や精神的処理法は誰からも取り上げられない「精神的な砦」。

考え方の選択は人間に残された最後の自由(ビィクトール フランクル

・賢明さとは困難に対して予防的措置を施すこと(解決よりも予防する)

・どこに注意を向けるかが成功を手にするための大きな要因である(時間お金注意)。

・良い本を選んで二度読みする。

・心の引き算をする(自分たちが手にしている幸せには気づかない)

・質の良い小説を読むことで、相手の立場になってみる。

・過去に不幸だったからといって、今も不幸でいなければならないわけではない。

カーゴ・カルト 形だけを模倣して満足してはいけない。

・専門家>多才

スタージョンの法則(あらゆるものの90パーセントは無駄である)

・内なる成功(心の充実さや平静さを手に入れること)=アタラクシア

 

Before 

・物事に取り組む際に色々とリスクを考えてしまった、思い腰が上がらない傾向にある。

・仕事柄、社内外問わず、頼まれた仕事に対してなんでも引き受けて仕事をしていた。

結果的にそれが、人間関係の構築だけでなく、自分のスキル・知識向上につながるため。

 

気づいたこと

・自分は行動する前に下調べに時間をかなりかけてしまい、結果として行動をおこすタイミングが遅いという欠点を持っている自覚はある。思考の飽和点・スタート地点とより修正技術が重要という概念は取り入れて、自分の行動力を向上させたい。

・能力の輪という概念は初めて知った。確かに自分のできる範囲ということを認識した上で物事に取り組むことは大切だなと感じた。一方で、能力の輪の外だからその仕事を引き受けないという理屈はわかるが、全ての人に通ずるものではないと思う。仕事を引き受ける・お願いする中で人間関係を構築していくことの重要性は看過できない。また、その能力の輪を広げるという努力も必要と思う。結論、能力の輪を意識して仕事をすることをメインにしつつ、柔軟に対応すべきだと思う。

 

TO DO

① 思考の飽和点に達したら行動・修正技術を磨く。

② 「能力の輪」・「尊厳の輪」を意識して行動する。

③ 良い本を選んで二度読みする(読書方法の見直し)。

まんがでわかる 7つの習慣

総合評価:★★★☆☆

ビジネス書として代表的なスティーブン・コヴィーの「7つの習慣」。恥ずかしながら、今まで読んだことがなく、 30代に入ってから初めて読んでみた。しかも読んでみたとか言いながら、正規の本はちと読みづらかった(立ち読みの段階で断念w)ので、まずは大まかなことを知ろうと思って漫画版を購読。もっと若いときに、大学生の暇なときに読んでおけばよかったと後悔・・・。もっと詳しく知りたくなったので、この内容に関してまとめている YouTubeも閲覧。7つの習慣について大筋はわかった(わかったつもりになれたw)。僕みたいに全く、本書を知らんちゃけどーって人にはおすすめ!少しでも知っている人は違う本を読む時間に当てるべき。

 

重要なポイント

意欲+知識+スキルによって習慣を変える→人格を磨く→真の成功

アウトサイド・イン(自分の外に原因を求める)

パラダイム(See モノの見方)シフト

インサイド・アウト(自分の中に機会を見出す)→行動を変えることで結果を導く。

① 主体的である

反射的に反応せず、自覚して行動する

自分が変えられること(影響の輪)と自分が変えられないこと(関心の輪)

日常的に主体的な言葉を使う

② 終わりを思い描くことから始める

目的を決めてから行動を決める

全てのものは二度作られる(知的創造→物的創造)

他人や物事に影響されてブレることのない、基本的な価値観を持つ

自分のミッションステートメントを持つ(適宜見直す)

③ 最優先事項を優先する

緊急で重要なこと    ★緊急でないが重要なこと

緊急だが重要でないこと  緊急でも重要でもないこと

時間を管理することが重要ではない。

時間が足りないときに全部自分で行おうとせず、人に任せる(デリゲーション)

 

↓①②③の習慣がついていなければ、④⑤⑥の習慣は身につかない。

 

④ WinWinを考える

勝者がいれば必ず敗者がいるという考えは間違い

 欠乏マインドから豊かさマインドへの切り替え

人間関係を充実させる「信頼口座」の残高を増やす

⑤ まず理解に徹してそして理解される

共感による傾聴・感情を移入して聞く(注意して聴くではない)

自分の場合に当てはめて聞くことをやめる。

言葉の正しさでは人の心は動かない(理論武装をして相手を説得しても意味がない)

⑥ シナジーを創り出す

個別のものを合わせて、個々の成果の和より大きな成果を得ること

シナジーの本質は「違いを尊重すること」

妥協ではなく、相乗効果によって「2」より大きな第三案に至る

防衛的→尊敬的→シナジー的コミュニケーションへの発展

P(成果)/PC(成果の能力)バランス PC以上のPは出ない。

高すぎる結果を急げば、何も得られずに人生は終わる。

 

↓第①〜⑥習慣の習慣でより高い成果を出すためには・・・

 

⑦ 刃を研ぐ

肉体 食事休養運動によって身体をメンテナンスする(第一の習慣)

精神 心を静め、自らの価値観を深く見つめる(第二の習慣)

知性 知識を増やし、情報選択・収集力を鍛える(第三の習慣)

社会・情緒 他人との関係を強化し、心の平安を保つ(第四、五、六の習慣)

 →4つの側面のリニューアルを行うことで自己研鑽を行う。

 

Before 

・他人から言われたこと・指示されたことを中心的に取り組んでいた。

・自分から何か提案して周りを巻き込んだ仕事をできていなかった。

・もっと長期スパンで物事を見渡してから目標を立てれていなかった。

・社内外問わず、理論武装でディスカッション・交渉に臨んでいた。

・最終的な結論として時間がかかりそうならば、妥協案で落とし所をつける傾向にあった。

 

気づいたこと

7つの習慣全般、ほかの自己啓発本でも同様のことを言っている節は見覚えがある。しかしながら、実際に行動には移せていない・習慣化できていないと感じた。

・緊急でないが重要なことが優先事項という考えは「習慣」という観点からは確かに大事だと改めて考えることができた。

 

TO DO

① まずは第1〜3の習慣を徹底して習慣化づける。

② 次に第4〜6、7の習慣を同時に意識して行動する。

【小言】麻生さんの「民度」発言

麻生さん、また余計なことをいって色々叩かれてますね笑

 

どうやら他の国の人らと新型コロナに関して会談した時に、「なぜ日本ではそんなに感染率・死亡率が低いんだ?」っと聞かれた時に、「民度が違う」っていったみたいですね・・・。 それを聞いて率直に思ったのは・・・、

 

確かに!だが、言い方w

 

他の国と異なり、法的に縛らず、ロックダウンもすることなく、緊急事態宣言で感染者数を減少させていったことは、日本人の乾癬に対する理解と努力を誇るべき結果であると思う。そしてその理由の一つに「国民性」という特徴が挙げられると思う。

 

日本人って島国で集団行動を強いられてきた民族だから、出る杭は打たれるというか、あまり集団行動から離れた行動を美徳としない傾向は周知の事実。やっぱり何かを始める時に周りの人は?って周りの目線を気にするところは、日本人のみんなと同じでなければならないという無意識下の行動であるしね。空気を読む力は日本人はかなり長けてると思うけど。。。。

 

よく沈没船ジョークってやつで日本人の国民性は下図みたいに揶揄されてるのは納得。

各国の国民性が的確に分かる!沈没船ジョークを図鑑式で解説してみた ...

 

 てなると、民度の違いってのはあながち間違えではないw

でも政治家なんやけん、言葉のプロ・発言の力を考えたら確かに麻生さんも多少は反省しなきゃね。

 

それでやんや攻撃する野党とかマスコミもどうかと思うけど・・・。とりあえず言いたかったのはそんなことでわざわざずっとニュースに取り上げるなよ、マスコミってことw

 

もっと社会に切り込んだ、激しいニュースの方を世間の人は知りたがっているはず!

大人の事情とか放送コードとかでできないとかあるかもだけど、そういうことをいってるけん、ネットに視聴者を持ってかれるんやろうね・・・。

 

【編集中】ダンドリ仕事術 吉山秀樹

 

重要なこと

・自分の標準時間を持つ

・全ての仕事にデッドラインを設ける

・完璧ではなく良い加減な仕事をする

・一発KOを目指さない

・毎日コツコツ逃げ切り先行型

・上司に使われず、上司を使う

・相談→連絡→報告

・5割増しで時間の見積もりを立てる

 

Before

 

気づいたこと

 

今後のTO DO

① 自分の標準時間を持つ(仕事のタイムスケジュール作成)

② 気が引ける仕事ほど早く処理する(エメットの法則)

③ 自分ならどうするかを常に考える

【編集中】自分を操る超集中力 Daigo

 

今やYoutubeTiktokといったメディアでも大活躍のDaigo。テレビで心理学を駆使して何やら人のいろんなことを当てていたのを見て、すごいなとは思っていたけど、それまでで彼が書いた書籍をそこまで読んでみる気にはならなかったけど、本屋さんの店頭によく置いてあったので物は試しやと、読んでみることにした。

 

Before

 

気づいたこと

 

今後のTO DO

① 習慣化(前頭葉から小脳へ)

② 早寝早起き

③ 運動

④ 食事

⑤ ポモドーロテクニック(ウルトラディアンリズム)