まんがでわかる 7つの習慣
総合評価:★★★☆☆
ビジネス書として代表的なスティーブン・コヴィーの「7つの習慣」。恥ずかしながら、今まで読んだことがなく、 30代に入ってから初めて読んでみた。しかも読んでみたとか言いながら、正規の本はちと読みづらかった(立ち読みの段階で断念w)ので、まずは大まかなことを知ろうと思って漫画版を購読。もっと若いときに、大学生の暇なときに読んでおけばよかったと後悔・・・。もっと詳しく知りたくなったので、この内容に関してまとめている YouTubeも閲覧。7つの習慣について大筋はわかった(わかったつもりになれたw)。僕みたいに全く、本書を知らんちゃけどーって人にはおすすめ!少しでも知っている人は違う本を読む時間に当てるべき。
重要なポイント
意欲+知識+スキルによって習慣を変える→人格を磨く→真の成功
アウトサイド・イン(自分の外に原因を求める)
↓パラダイム(See モノの見方)シフト
インサイド・アウト(自分の中に機会を見出す)→行動を変えることで結果を導く。
① 主体的である
反射的に反応せず、自覚して行動する
自分が変えられること(影響の輪)と自分が変えられないこと(関心の輪)
日常的に主体的な言葉を使う
② 終わりを思い描くことから始める
目的を決めてから行動を決める
全てのものは二度作られる(知的創造→物的創造)
他人や物事に影響されてブレることのない、基本的な価値観を持つ
自分のミッションステートメントを持つ(適宜見直す)
③ 最優先事項を優先する
緊急で重要なこと ★緊急でないが重要なこと
緊急だが重要でないこと 緊急でも重要でもないこと
時間を管理することが重要ではない。
時間が足りないときに全部自分で行おうとせず、人に任せる(デリゲーション)
↓①②③の習慣がついていなければ、④⑤⑥の習慣は身につかない。
④ WinWinを考える
勝者がいれば必ず敗者がいるという考えは間違い
欠乏マインドから豊かさマインドへの切り替え
人間関係を充実させる「信頼口座」の残高を増やす
⑤ まず理解に徹してそして理解される
共感による傾聴・感情を移入して聞く(注意して聴くではない)
自分の場合に当てはめて聞くことをやめる。
言葉の正しさでは人の心は動かない(理論武装をして相手を説得しても意味がない)
⑥ シナジーを創り出す
個別のものを合わせて、個々の成果の和より大きな成果を得ること
シナジーの本質は「違いを尊重すること」
妥協ではなく、相乗効果によって「2」より大きな第三案に至る
防衛的→尊敬的→シナジー的コミュニケーションへの発展
P(成果)/PC(成果の能力)バランス PC以上のPは出ない。
高すぎる結果を急げば、何も得られずに人生は終わる。
↓第①〜⑥習慣の習慣でより高い成果を出すためには・・・
⑦ 刃を研ぐ
肉体 食事休養運動によって身体をメンテナンスする(第一の習慣)
精神 心を静め、自らの価値観を深く見つめる(第二の習慣)
知性 知識を増やし、情報選択・収集力を鍛える(第三の習慣)
社会・情緒 他人との関係を強化し、心の平安を保つ(第四、五、六の習慣)
→4つの側面のリニューアルを行うことで自己研鑽を行う。
Before
・他人から言われたこと・指示されたことを中心的に取り組んでいた。
・自分から何か提案して周りを巻き込んだ仕事をできていなかった。
・もっと長期スパンで物事を見渡してから目標を立てれていなかった。
・社内外問わず、理論武装でディスカッション・交渉に臨んでいた。
・最終的な結論として時間がかかりそうならば、妥協案で落とし所をつける傾向にあった。
気づいたこと
・7つの習慣全般、ほかの自己啓発本でも同様のことを言っている節は見覚えがある。しかしながら、実際に行動には移せていない・習慣化できていないと感じた。
・緊急でないが重要なことが優先事項という考えは「習慣」という観点からは確かに大事だと改めて考えることができた。
TO DO
① まずは第1〜3の習慣を徹底して習慣化づける。
② 次に第4〜6、7の習慣を同時に意識して行動する。